冷え症は血流が悪くなることで起こる症状で、手足の毛細血管まで血流がいかなくなり、手先足先に冷えを感じることで自覚されることが多いです。
血行が悪くなると全身に栄養が行き渡らなくなると同時に、老廃物も排出されにくくなるので、様々な不調が出てきます。
例えば、生理不順、月経困難症、更年期障害の悪化、貧血、膀胱炎など。
「冷え」を身体からの重要なサインです。見逃さず、改善していきましょう。
1栄養不足、栄養の偏り
栄養の偏った食生活や、極端な食事制限をするダイエットにより、栄養をエネルギーに変えるビタミンやミネラルが不足し、冷えの原因となります。
2下着によるしめつけや、露出の多い服装による血行不良
補正下着など身体をしめつけるものや、肩や脚などの露出が多い服装は冷えの原因となります。
3空調の効かせすぎによる自律神経の乱れ
人間の身体は自律神経の働きで、一定の温度に保たれています。けれど、空調の効かせすぎで、外側からの温度変化が過剰になると、この自律神経の働きが乱れ、冷えの原因となります。
特に、暑い季節の冷房の効き過ぎは、要注意です。
4女性ホルモン(エストロゲン)減少による血流の低下
女性ホルモンは女性の心と身体をコントロールし、また、手先や足先の毛細血管を広げて血流を多くする働きもあります。ストレスや更年期で女性ホルモンが減少すると、血流の低下や卵巣機能の低下により、冷えだけでなく、月経不順、更年期障害など様々な女性特有の症状がでる原因となります。
栄養をしっかり取り、身体を冷やさないことが大切です。
また水分不足は血行不良の原因となりますので、水分摂取を心がけましょう。
※ストレスや睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、ホルモンのバランスも崩れやすくなります。でも、忙しいとそれらを自覚することも難しかったりします。
「冷え」はそんなあなたへの身体からのサインです。
当院では全身のチェックと丁寧なカウンセリングで、あなたの不調の全体像を把握し、適切な改善プランを提供していきます。
冷え症、またその他の女性特有の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。