猫背に悩む人はたくさんいらっしゃいます。人に指摘されたり、自分で鏡を見たときにびっくりしたり・・・。でも、どこかがすごく痛い、など生活に支障があるわけではないので、そのままにしてしまいがちです。
では猫背をそのままにしておくと、どうなるのでしょうか?
猫背は、背中や腰が丸まって肩が内側に入り、頭が前傾している姿勢です。長時間椅子に座っていたりすると、人間の身体は重力に負けて骨盤が後継し、バランスを取るために頭が前に出てきます。そうすると背骨が湾曲し、猫背になります。
骨盤がまっすぐに立っていると、その上に背骨(椎骨)が乗り、首を支えますが、骨盤をまっすぐに支える筋力が弱かったり、座っている時、立っている時の重心のとり方などのクセで骨盤が歪んでいると、背骨をまっすぐに支えられないので、猫背になるのです。
猫背は、それ自体が痛みを伴うわけではありませんが、首や肩の凝り、腰痛、頭痛などがある方は、猫背であることがよくあります。また猫背は内臓に負担がかかり呼吸も浅くなるので、便秘や消化不良、肺機能の低下、自律神経の不調など、全身症状にもつながる可能性があります。
猫背は、「背筋を伸ばそう」と意識するだけで改善するものではありません。
ずっと猫背の状態が続いていると身体のバランスが崩れているので、背中だけ伸ばしても、却って他の場所に負担がかかったり、すぐ元に戻ってしまったりします。
猫背の方は、骨盤が歪んでいることが多いですが、その歪みは足首の硬さから来ている場合もあれば、妊娠、出産の影響だったり、仕事や家事の時の身体の使い方が原因だっり、と人によって状態は異なります。
当院では全身のチェックと丁寧なカウンセリングで、あなたの不調の全体像を把握し、適切な改善プランを提供していきます。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。