慢性疲労症候群とは、強い疲労感により、日常生活に支障を来すほどの症状がある状態です。
「副腎疲労症候群」と混同してしまいそうな名称ですね。
「副腎疲労症候群」は、主にストレスによってホルモン産生を担う副腎の機能が低下し、心身に不調が起こる症状です。この「副腎疲労症候群」が慢性疲労症候群の原因となることも多くあります。
副腎疲労が続き、やがて、日常に支障を来すほどの異常な疲労感として体に現れるというわけです。
慢性疲労症候群の主な原因も、やはりストレスと言われています。
仕事に家事、育児、介護、人間関係によるストレスや、偏った栄養バランス、運動不足などといった生活の乱れなど、私たちの心身は常に様々なストレスにさらされています。
症状を改善には十分な休養と栄養状態の改善、ストレスフルな環境の見直しなど、心身両面+環境調整の総合的なアプローチが必要です。
慢性疲労症候群は、疲労感の発症時期がはっきりしていることも特徴です。
疲労感は外側からは見えないので、周囲からは怠けていると思われたり、自分でも、「もっと頑張らなければ」と思って自己嫌悪に陥ったりしてしまうことも少なくありません。
無理をしたり、考えすぎたりすると、それがストレスとなって、かえって症状が悪化してしまうこともあるので、ご心配な方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院ではお身体の状態をしっかり見させていただくとともに、丁寧なカウンセリングで、ストレスなどの環境要因もチェックし、施術プランを作っていきます。