メニエール病は、身体の平衡感覚をつかさどっている「内耳」という器官に内リンパ液がが過剰に溜り「内リンパ水腫」ができることによって引き起こされます。
内リンパ液は毎日新しく作り出され、それとほぼ同量の内リンパ液が体内に吸収されていくことで、一定の量を保っています。しかし何らかの原因でその吸収がうまくいかなくなると、内リンパ液が過剰に溜まり、内耳がむくんだ状態となります。これを「内リンパ水腫」と呼びます。
特徴的な症状は、ぐるぐる回るような「回転性のめまい」、「耳鳴り」、「難聴」、「吐き気や嘔吐」などです。また、メニエール病は、薬や手術でこれらの症状が一度治まっても、繰り返すことが多いことも特徴です。
発症は30代~50代の女性に多く、まじめで几帳面な方に起こりやすいとも言われていますが、60代以上、また男性でも発症します。
なぜ内耳にリンパ液がたまり内リンパ水腫となるのか、はっきりとした原因はわかっていません。
しかし、メニエール病はストレスや疲れがたまったときに再発し繰り返しやすいので、自律神経の乱れが大きく影響していると考えられます。
次の傾向がある場合、メニエール病を再発したり繰り返したりするリスクが高くなると考えられます。
メニエール病は、今の症状だけに対処しても、再発や繰り返しを防ぐことはできません。
ストレスや過労、睡眠不足などの全身状態や仕事や家庭などの環境が影響していることも多いため、総合的なアプローチが必要です。
当院では自律神経を整える無痛整体と丁寧なカウンセリングで、あなたの心身のバランスを整え、症状を改善していきます。
くり返す不快な症状にお悩みの方、対症療法では根本的な解決になっていないとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。